2008年10月2日木曜日

恐らくはプロ入りから暫くの間は呼び捨てにして、
恨んだこともあったことだと思う。


その相手と同時にユニフォームを脱ぐという宿縁。


それは新たな旅立ちを寿ぐ祝宴でもあったのか。

マウンドには王ホークスの今季のベストである投手、杉内。

ストレートをひたすらストライクゾーンに投げ込む。



プロ入り初安打をHRで飾ったバットは
最期のフルスイングは空を切って幕となった。


打者として完全にタイプの異なるイチローではなく、
同じ長距離打者の松井秀喜と清原和博の間にある断層。


それを「時代」と呼ぶのは残酷だろうか?



連合艦隊の旗艦では決してなかった戦艦大和に
華々しい戦績や栄冠の記録はない。



しかし、無数の人々の記憶に留まる存在感は僚艦である
旗艦武蔵を凌駕する。



海を渡る翼を持たず、航空母艦の機動力もなく、
ひたすらの、愚直なまでの大艦巨砲の時代。


その終焉、滅びの美学が多くの人々の胸を打ち、


義経が、西郷が、そうであるように容易な眠りや隠遁は
許されるべくもない。



「FAなんか、しなけりゃ良かったの

西武にいれば監督だってなれたのにね・・・」


読売時代の応援テーマが虚しく響く度に
巨体の背中に去来しては消えた、

そんな言葉をものともせず、戦艦大和は早くも再浮上、

ヤマトとしての新たな旅立ちを嘱望されている。



一時代の幕を引いた男だからこそ出来る、
新たな時代の開幕に期待するなという方が無理だ。




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