2008年3月13日木曜日

400000Ghosts!!

三浦大介さん・・・?

三浦大輔ならエイベックス所属のハマの番長だけど・・・?


この人は開幕に勝てないリーゼント・エースじゃなくて
長野県佐久市の市長さんなのだ。

佐久市のホームページには「50万人の署名嘆願を受けて
文化会館を建設する」旨が記載されているという。

建設予定の文化会館は我々の想像を絶する素晴らしいもの
になるのだろう。

だって人口10万人の佐久市に50万人の嘆願が集まるのだから。

きっと膨大な予算を投入して、もしかしたら落成の暁には
本物の三浦大輔が、文化会館なのに始球式に来るかも知れない?


それにしてもその署名嘆願書ってのが「凄い」代物。

余談だが「凄い」ってのは否定的な形容にのみ使用するのが正しい。
だから、この場での「凄い」は『凄く正しい』(←これは誤用)。


例えば従業員100名の病院で院長の署名押印があれば
100人分とみなす。

署名の覚えがない市民の氏名も勝手に記載されている。

嘆願書を取りまとめ、提出したおっさんが文書偽造を認めるも、
何も反省することはないと公言している。


・・・って、こんな「凄い」代物を市の公式HPに堂々と記載。

建設推進の根拠としているのだから物凄い人達なのだ。


さらに驚いたことにTVカメラの前に出てきた教育委員会。

そこの柳沢なんとかさんってのが、彼らの正当性を
まくし立てていたけれど・・・

自己正当化、防衛本能、詭弁、厚顔は凄まじい限り。

これなら佐久市の学校でどんな不測の事態が起きても
市民は全く動じることはない。

教育委員会も永遠に安泰だ!


「目前の現実」を「彼らの見たい真実」に摩り替える
超能力が彼らには備わっているのだろう。



都会の人間の旅情をかき立てるような番組では
「田舎」暮らしや人情の素晴らしさがよく謳われる。

ならば「田舎者」とは厚情、素朴な人への賛辞として
常に使用されるかといえば、そうではない。


当人が自分を卑下して使う以外のほとんどは
中傷、非難の言葉として使われるのではないだろうか?


だとすれば、僕の持論だけれど、「田舎者」って蔑称は
その人の出身地の緯度・経度や人口が問題なのではない。


勿論、シーズンオフには実家の花屋さんを手伝ったり、
学校訪問や野球教室にも熱心な、心優しいハマの番長、

開幕戦には勝てないエース、三浦大輔投手のことでもない。





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