2008年3月2日日曜日

Was There A Paradise?

期限を切られて…つまり「限定」となったからか、
昭和回顧映画の主演が効いたのか、

東京タワーの高価な玩具がヒットしたそうですね。

購買層は圧倒的にオトナの男性。

よく、同窓会でも男性は過去を、女性は現在を語るといいます。

思い出の中に生きるって、過去の輝きに縋ることなのでしょうか?


そりゃ、僕だってヴァレンタイン・デーの度に50に迫った
高2のピークをチラっとは思い出しますけど・・・。

昭和30年代、尊属殺人及び尊属傷害致死は約150件、
うち、95%からが親殺しであると検察統計は述べています。

茶川先生が芥川賞を逃した?33年、送検されたのは少年を
除いても160件以上だとも言います。

06年の親への傷害致死、殺人は169件。
ほぼ、同数とは言え、昭和30年代の人口は現在の3割減。

つまり、こんな殺伐とした話を持ち出さなくても
「夢のパラダイス」ではなかったということです。

苛めや差別、経済格差ももしかしたら今より大きかったかも?

でも、それを隠匿する姑息さとは無縁のあっけらかん。
いや、そこまでの悪知恵が働かなかったのかも?

そう、僕の心の片隅、記憶の切れ端がつぶやきます。

「その時代」を必死で泳いできた人間、
「その時代」をきっちり記憶に留める人間、

「その時代」と今も共にある人間は、酸いも甘いも
知っているわけですから、単純な励賛・回顧はしないでしょう。

ならば、遠い目をして、そこに「パラダイス」を見つける
ことの出来るのはどんな人たちでしょう?

「その時代」の一握りの幸福な少年・少女?
それとも実は「その時代」を齧っただけの人?

あるいは「その時代」の清濁を併せ呑みながら、
それでもプラスを見つめることのできる人?

もしもそうだとしたら、その強さ、逞しさ、暢気さに
しっかり立ち向かう術を身に付けないと!


平成生まれのチャレンジャー達、
最後の最後まで受験、あがこうぜ!

諦念なんて愚者の結論だって、頭から信じていいのは
これも期間限定の特権かも知れないんだから……。





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