2008年12月10日水曜日

Living On The Edge

なんだかね、生徒達も結構好きなアニメがありまして、

その原作マンガがあるそうで、


そのヒロインが連載中の作品で穢れただか何だかで、

関連サイトやらで大騒ぎになっているのだそうです。



その連中の言い分で特に印象に残ったのはこんな感じ。


「この作品を支持している層は、こんな展開

(ヒロインに元彼の存在がちらつき、性体験を暗示するような

記述があったとか無かったとか・・・いずれも確定ではなく・・・)

になれば大騒ぎになるのは目に見えているのに、

それでもこんなこと描くのは明らかに『いじめ』です。」



小説でもマンガでも、他人の創作が読み手の思い通りにならない、

あるいは想定外の展開を見せたからといって大騒ぎ。


それを『いじめ』だ何だと抜かすに至っては、こいつら

どこまで知的にも精神的にも脆弱なのかと呆れる。


嫌なら読まない・・・という選択だってあるのだ。


そもそも、こやつらの読解力では、その勝手な大騒ぎだって

的を射たものであるかも訝しい。


妄言、妄動で?休載してしまう作者、出版社もどうかと思うが、


空想・妄想・仮想世界に閉じこもった身には外界の微風すら

暴風雨、虐めに感じるのかもしれない。



そういえば暖かい父親の言葉すら理解せずに

父親から見放されたと絶望し、

見ず知らずの他人を新幹線のホームに突き落とした屑は

幼少期のいじめから父親が隔離した世界の住人だった。



「ファンタジーは無力を感じる者の暇潰し・・・」


宮崎峻監督の言葉がやはり、至言に思えてならない。











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