Deep Impactは大変な名馬です。
空中に浮いている時間が他の馬よりも
長いので飛ぶように走ったそうです。
フランスのゴタゴタで引退が早まった
感じもしますが、海外遠征自体が引退への
大仕掛けだったのかも知れません。
先週、通夜の晩、誰が見るとなしに
点けっぱなしのTVでは深夜の通販番組が。
しきりに勿体つけて売り込んでいるのは
Deep Impactの銀やブロンズの像です。
シルバー950を使用しているとか、
100体のみの限定品だとか、
偉い彫刻家の先生も登場して、自らの仕事に
悦に入っている様でした。
40万円からするこの商品の台座には
輝かしい戦歴も刻まれていると、番組の
MCが誇らしげに語ります。
すると、そこにあったのは
“Winner of 7th Crown”の文字。
あーあ、やっちゃった!
これじゃ「7冠王」じゃなくて
「第7代王者」です。
彫刻家がどれだけ有名だろうと、
値段が高価だろうとこれでは台無しです。
気付かずに部屋に飾って喜んでいる
ファンも可哀想だし、画面の中で
しきりに誉めそやしている芸能人も
なんだかバカみたいです。
この“th”だとか“’s”だとか、
要らない事をしたばかりに恥ずかしい事に
なっている看板等は意外と多く見かけます。
「生兵法は怪我の元」と言いますが、
中途半端な知識で、どうして余計なことを
してしまうのでしょうか?
「訊くは一時の恥」というか恥とも何とも
思わない僕には理解出来ない部分です。
「くすりの○○」と訴えたかったのでしょうが、
ある薬局店は「ドラッグ」の後に「の」として
アポストロフィーSを付けてしまったため、
「薬に所有される店」になってしまいました。
同じミスで「あしたのジョー」も、
わざわざ英語表記にしてジョーを
「あしたの所有物」にしてしまったグッズを
見たこともあります。
これでは赤塚不二夫のパロディーの
「あたしのジョー」の方がずっとマシです。
馬の高額な像にしろジョーのグッズにしろ、
多くの人がその製作、販売に関わってきている
でしょうに。
不幸にも?途中で気付いてしまった誰かが
言いだせないでいるのか、それとも
幸福な事に誰も気付いていないのか...。
それでも平然と売ってしまう神経は、
不二家とそうは違わないと思うのですが!?
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新章突入に向けて準備万端、整えよう!!
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