2007年4月6日金曜日

Dose Another One Bite The Dust?

未だに早稲田や東芝に侘びを入れることもなく、
ドラフト指名を阻害した横浜ベイスターズへの
保障もしない西武ライオンズ。

社長の言もどこか人事なら、
その社長が球場で謝意を表そうとした時、
反対した西武の選手会も無自覚だと書いた昨日。

小学校の反省会で「みんなだってやってる、
僕だけじゃないよ!」と他人を道連れにする
如きの発言に義侠心はないのかと、読売は憤怒!

気持ちは解らないでもないが幼稚極まりない。

94~05年までに11億9000万円もの超過契約金を
支払ったとあれば、その間の西武入団した
有力選手数名の名を誰もが想起可能な筈!

去年では新鮮味が失われ、来年では手遅れ。
いらぬ雑音を遮断してやりたいと大多数が願う
今年、絶妙のタイミングで海を渡った投手は
やはり強運を持っているのだろう。

利益供与を要求したともされるアマ側、特に
野球部員以外の高校生の不祥事にも連帯責任を
課してきた高野連、田名部参事の
「こちらとしては調べようがない」との
コメントもふるっている。

そんなもの、高校から西武ライオンズへ入団した
選手と、学校関係者を洗えば済むだけだろうに。

12億からの超過契約金を受け取った選手など、
誰もが想像に易いし、そこから辿れば170人からの
アマ指導者の名もすぐに浮ぶだろう。

それより、何より、スポーツマンシップだの
正々堂々だのと精神論を振りかざしてきた
指導者ならば事、ここに至っては自ら名乗りを
あげ、出処進退を綺麗にするのが筋だろう。

更に金銭供与のあったアマ5選手が、その後
西武に入団したのかどうかも球団社長が
即日、明かすべきだろう。

ライオンズ伊東監督の「5選手が特定されない
ようにしてほしい」という発言も、
身内の論理のみで成り立っている。

読売時代の桑田投手の登板日漏洩や物品強要の
事件が発覚した時、当時の藤田監督は非難を
どれだけ集めても頑なに桑田個人を守り通した。

しかし、今回のケースとは規模が違う。
背広組みも現場も、余りにも他人事に過ぎる。
少なくとも先の2選手は早大野球部を追われ、
社会人チームも活動を停止しているのだから、
元凶がとっとと襟を正すなり、自戒、自省を
表明しなくてどうするのだろう?

西武ライオンズのファンのみならず、
野球ファンの心痛の種となった今回の騒動。
本当にライオンズの選手達とそのプレーが
好きならば、あのユニフォームから解放して
あげることも窮余の一策となるのかも知れない。

いずれにせよ、天国の手塚治虫は激昂している。



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