「昨年から希望入団枠が
間違ったシステムだと感じていた。
「違法に使った球団があったのは明らか。」
バレンタイン監督が口火を切った。
西武の裏金供与事件後、セ・パ12球団の
オーナー会議では、今年のドラフトでは
希望入団枠を撤廃しないと結論づけた。
元凶は読売、清武代表の反対。
「希望入団枠の廃止はFA期間短縮と一緒に
やるべきだ」と、充分な議論を尽くさずの
グレーゾーン撤廃に異論を唱えた。
これに対し日本野球連盟、日本高校野球連盟、
全日本大学野球連盟のアマ3団体は不快感を表明。
選手会側からは今季から導入されるセ・リーグの
クライマックス・シリーズのボイコットさえ
提案された。
読売といえばドラフト会議に絡んでは常に
問題行動を起こしてきたのだが、最近で
印象に深い出来事はこれ。
今季、開幕投手を務めた内海投手。
祖父が巨人OBということもあり、高校時から
読売志向を強く口にしていた。
しかし、高校生に逆指名権は無く、彼は
社会人へと進む。
その年のドラフト最下位で読売が指名したのは
高校で内海とバッテリーを組んだ捕手。
内海が逆指名権を得て読売入団を果たすまでの
2年間、彼は2軍に在籍し、内海と入れ代わりに
チームを去って行った。
これと似た事をその後も読売は行なったが、
ダルビッシュ投手の日ハム、即入団、大活躍の
前にその目論見は奏功しなかったようだ。
FA権獲得の容易化と自由枠の撤廃を秤にかける。
これ、即ち、逆指名で有力選手獲得を放棄する
代わりにFAで、まだまだ選手を掻き集める!
こうした宣言に他ならない。
一方で上原らのメジャー移籍を頑として
認めない球団方針は、FA短縮や自由枠維持の
主張の大儀、職業選択の自由に矛盾する。
横浜へ移籍した仁志選手はチームの若さに驚き、
それでも読売の原監督は他球団からのベテラン
で固めた今季のチームを「若い」と言う。
この意識のズレが世間や他球団との軋轢を生み、
結局は世論に負けた形の読売球団。
大事なのは球団代表の言う様に、あれやこれやと
議論して、落とし所を探す事ではない。
グダグダ言わずに自浄能力を示す事なのだ。
少しでも理屈をこねて、自軍の有利を図らんとする
球団のセコい姿勢は世間の常識と遊離している。
今季のドラフト新制度は発表されるのは明日。
IT企業の新規参入に高飛車な姿勢を取った
大人達の常識が試される。
他の球団が自由枠の使用を反対、不使用を
主張する中、読売、ただ1球団だけ、
今ドラフトで逆指名権を利用出来たのだろうか?
ヒレジロマンザイウオが別名エチオピアと
呼ばれること以上に謎である。
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