2007年8月1日水曜日

Starange Coincidence!

孫が父を通り越して祖父を崇拝する。
これはそう珍しいことではないでしょう。

徳川三代将軍家光が日光東照宮に於ける
父と祖父、家康の祀り方にも明らかです。

何せ祖父は天下泰平をもたらした大立者。
それに対して父、秀忠は秀吉存命中、
秀吉に忠義を尽くせと命名されたのですから。

大きな成功者を継承し、軌道に乗せるのは
大変でしょうし、そこから僅かにも逸脱しない
様に勤めるのが精一杯なのではないでしょうか?

そうした二代目は初代に較べてダイナミズムで
見劣りはしますし、孫からすれば実像が把握可能な
父親とリビング・レジェンドの祖父ですから。

そうした存在に憧憬を抱き、真似たくなるのは
「生まれついての将軍」に限らないでしょう。

しかし、そうした「稀代の英傑」(この表現が分からないと
梅宮アンナ並と笑われますよ☆)を
並みの秀才が真似ようとすると大抵が時代や己の
カリズマを読み間違えて手痛い目に遭うのです。

三代家光にとっての行幸は義父として戦国を、
そして家康の実を知る独眼竜、伊達政宗が
背後から目を光らせていてくれたこと。


祖父、岸信介の言葉をなぞるその孫が、
「赤城大臣も含め人心一新を」と言った時には
赤城も残留させますけど、選挙民の皆さんが心を
入れ替えなさい。
人心一新するのはあなた達ですとでも
言い出したのかと本気でハラハラしました。

あれだけ強行採決や審議拒否を重ねておいて、
民主との協調を切り出せるに至っては
晋三さんの心臓には剛毛が密集しているのに
違いないとどれだけ多くの国民が確信したでしょう?

その強心臓、鉄面皮、厚顔無恥ぶりは
例の光市母子暴行殺害事件の光にあだなす
暗黒弁護団と同等のレベルです。

昨日、聴いたラジオで町田市の女子高生殺害事件を
取り上げていました。

犯人の元同級生の広範性発達障害が認められたが
有罪の判決が下りたと聞いて一安心です。

しかしこの広範性発達障害。
「お友達でいましょう」と決まり文句で振られても
他人の感情が読めないので、ならばとばかりに
友達として遊びに誘ってきたりするのだそうです。

政界のニュースに続いての特集だったのですが、
僕にはコーナーの境目が分からなくなりました。
国民の感情がまるで読めない御仁は永田町には
掃いて捨てるほどいるのですから。

少年事件の最後はこう結ばれました。
映画やカラオケに誘われて困った女性が、
強くNOと言うと、それに対して逆ギレすることもあり、
その瞬間が怖いのだそうです。

安倍内閣があぶない内角球を連発!
なんて事がないように切に願います。

一方、民主の笑うセールスマンO氏は
国民の心の隙間を埋められるのでしょうか?






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