タリバンに拉致されているボランティア団体。
その実体は韓国でも有数のキリスト教原理主義団体で、
今回も韓国軍すら分け入らないアフガン南部へ
流線型の鮮やかな観光バスで闖入したという。
過激な布教活動が売り物の団体であるというので、
イスラム世界にとってはアメリカ的価値観の
精神攻撃部隊に等しいのではないか?
こうした言葉を耳にしたのは偶然、点けた
カーラジオから。
この一件に関するニュースはTVでも扱わない日は
ないと思うが、そこまで踏み込んだ情報は
ただの一語も与えてくれない。
これがラジオとの言葉の力の差、と
判断するのが正しいのか、TVというメディアの
「薄さ」、異常さと理解すれば良いのか?
液晶、プラズマ、規格は問わないが0か1かの
デジタル化を受けて、その性質はますます
単純かつ希薄になっていくのだろうか?
そんな最中、久しぶりにTV画面から
力というか実の篭った言葉を聴いた。
大敗自民にあって議席を守り、
その体制を痛烈に批判する舛添氏がその主だ。
出処進退の判断も発する言葉のピントも
ボケ倒し、ズレまくる首相と内閣に向けて
つがえられた嚆矢は「ばか大臣」!
「ばか」という言葉のリアリティを
水割りマスメディアのTVから久しぶりに聞く。
それにしても「ばか大臣」!
それが誰を指そうが構わないが、
何とも民意、真意、力感を感じることか。
浮世に星の数ほどバカはいても、
選りすぐりのバカ。
バカの頂点に立つキング・オブ・バカ。
バカ界の超VIPという奥行きが楽しい。
これに匹敵する表現は古典落語の中で聞いた
「バカの頭抜け大一番」ぐらいなものだ。
幼児がすぐに覚えて困る言葉、悪い言葉、
差別的表現と、TVで狩られた言葉のバカでは
あるが、「正鵠を射る」という大儀の前に
これほど相応しい活躍の場は無かったのではないか?
そうした斟酌抜きに単純な言葉狩りに遭うのなら
TVがデジタル化、双方向化しようが
横たわるのは暗澹たる将来だろう。
これ以上薄くなるのはTVという箱だけに
留めて欲しい。
それすらも家猫達はNOを突きつけるだろうが…。
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