Fool For Them Loving, No More!

久間防衛相が「しかたない」発言で辞任。
この人も「謝り方」がなってない、
というか分かってない。

虚勢を張りたいのか、途中で笑ってみせたりして。
看板転落で犠牲者を出した新宿の飲食店の
責任者にしてもそうですが、
小心を誤魔化す笑いは見苦しいの一語です。


話戻って久間防衛相の原爆に対する発言ですが、
これってそれ程、重いものでしょうか？


防衛、戦略の専門家、責任ある立場としては
こうした多角的な考え方もある、と大学の
講義で披見してみせたのでしょうから、
まったく「ナシ」というわけではありません。

ただ、問題なのはこの方の、自分ひとりが長崎を
背負ってしまったという自意識が、
自分の実体より遥かに大きかったということでは？

「長崎出身の自分が敢えてこう言うのだから、
その深み、奥行きを有難く斟酌しなさい。」

てな事が伝わるほど、民衆はあなたの存在を
認めていなかったということなのでしょう。

大臣を辞任して、帰るべき故郷を失くした
久間防衛相の発言よりもずっと重いのは
柳沢厚労相の「生む機会」発言です。

ならば俺たちは「生む材料」か？
男たちよ、もっと怒れと言っていたのは
誰だったか？

そうした茶化す余地が入る間がない程、
この発言はこの職務にあって「ナシ」です。

誤解しないで欲しいのですが、僕が「アリではないか？」
と申し上げたのは久間前防衛相の「発言」です。

百歩譲ってもそれを言ってどうなる、という
先見の明の無さ、無思慮ぶりはやはり不適格。
平たく言えば「馬鹿じゃないの？」です。


先の舌禍で米軍の怒りを買った彼が今度は米軍に
擦り寄って、バランスを取ったつもりなのだとしたら
なんという小物ぶりでしょう。

そして、それよりももっと、その職責に不適格な
人格の持ち主が柳沢厚労相だと思うのです。

この救いのない人格が管轄するのが国家的災厄を
もたらす汚厄人集団の社保庁なのですから、
なにをかいわんや。


それにしてもかれこれ5人が辞職したり辞世の句を
詠んだり。
後任農水相も就任直後から前任者と同じ台詞を
繰り返す体たらくはどうでしょう？

任命権者の人を見る目の無さたるや、負の折り紙を
何枚貼り付けても足りません。

サッカーの監督ならサポーターが暴動を起こして、
とっくに更迭されているでしょう。

安倍内閣に対しての暴動が起きないのは、
国民が腑抜けだから？
それとも真のサポーターなんてどこにもいないから？


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