2007年7月26日木曜日

Watering!

サッカー少年、T君は、余程のことがない限り
部屋のエアコンを使用しない。

夏は暑いものだと分かっているから。

そして学校の部活どころではない高いレベルの
厳しい合宿などで我慢や忍耐を知っているから。

勉強中や寝苦しい夜に涼を取る彼の知恵を
披露してもらったのは少し前のこと。

2リットルのPETボトルに余裕を残して
入れた水を凍らせる。

ただ、それだけ。

それを脚に乗せる、枕にする、タオルを敷いて
部屋に置く等、使い方は色々。

薦められたからには、その感想を伝えようと
実践してみたのは先週のこと。

そこで思いがけない発見をしたので
皆さんも是非、お試しあれ。

シャワーから切り替えた風呂場の蛇口に
PETボトルの口をあてがう。
そして、自分がいつも自然に、そして意味もなく
している角度に蛇口をひねる。

勢いよくほとばしる水が2リットルのボトルを
満たすのに何秒かかるかを「体験」してみて下さい。

いつもいつも、何も考えず、意味も求めず、
決まりきった角度で儀式の様に捻る蛇口から

どれだけの水が価値もなく
下水へ吸い込まれていったのか。

それが実感出来ると思います。

洗顔や出しっぱなしのシャワーで、この夏も
どれだけの水を無駄に垂れ流すつもりだったのか、

自分で恐ろしくなりました。

渇水に悩む四国では洗車や茹でた饂飩を
そそぐ水にも事欠く始末。

その苦悩は史上最大級の台風のもたらした豪雨で
忘却の彼方へと。

しかし、水も有限の資源。

世界中で「無駄」を考えずに水を利用できるのは
ほんの数パーセントに過ぎない現実を
T君の暑さ対策は僕に教えてくれたのでした。

ありがとう、T君!
暑い夏の最前線へ机上でもタフに切り込もうぜ☆



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夏休み突入で新目標をロック・オン!

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