2007年7月24日火曜日

Bye Bye Love

会社の移転、と言っても藤沢駅を南北に
移動しただけだけど。

その際に粗大ゴミとして一度は捨てられた
LDプレーヤー。

我が家には二台の先客がいるのだが、
見るに忍びなく、重たいのを抱えて
持ち帰った次第。

その後、僕が会社の粗大ゴミとなったか
どうかはいざ知らず、
諸氏の喫煙権と秤にかけられることもなく退職。

件のプレーヤー君は先輩の不調を受けて
ついに今夏、堂々のデビューは遅れてきた
ルーキー、桑田のようでもありました。

設置完了と同時にジョー・サンプルのピアノを、
トゥーツ・シールマンスのハープを
快調に奏でてくれた彼。

その音の良さに小躍りした僕は
リトミック教室の幼児のよう。

そして今朝、スタン・ゲッツの旋律に触れようと
した僕はスタン・ハンセンのラリアットを
食らったような衝撃を受けたのです。

「H03」、その表示ですと大体、
1万5千円ほどの修理になります。

電話の向こう、サービスセンターの彼女に
僕は言いたかった。

以前、P社(MともNとも言う)の
15万以上の高級ビデオデッキを買った時、
どうにもそれが外れだったらしく、
1年もしないうちに6回の修理を受けたのです。

それも全く同じ箇所、同じ内容で。
修理後、1週間も経たない内に再発し、
その度に1万以上の修理費だのサービス代だのと
請求されて...。

ある日、僕はとうとう束になった伝票を手に
怒ってしまったのでした。

おまけに修理に出したのにパーツを失くすわ、
直さないわで、もういい加減にしろ、と。

そんなわけだからお宅のサービスセンターに行って、
まだあのおっさんが高圧的な態度で
気だるくふんぞり返っているのなら、
それだけでもう勘弁、なのですよ。

そんなことを彼女に言っての詮無いことなので、
言葉を飲み込んだのだけど、
同時に彼との短い夏の終わりを実感したのでした。

ごめんな。
僕がビル・ゲイツなら何十回でも修理して
使ってやれるのに...。

でも、ビル・ゲイツは修理なんてしないし
サービスセンターへ自分で持ち込みもしない。

ビルは幸福かい?
僕は幸福かい?

桑田よ、君はこんなに早く、故障してくれるなよ。

暑い夏がまたやって来て、機械ものが壊れる
負の連鎖の予感に怯える僕でした。





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