前職の先輩が急逝された…。
正直言って、そう何かを教えて頂いた記憶はない。
むしろ、知識面のインプットでは立場が逆転していた。
(これは失礼ながら確かにそうだった…。)
あまり、貪欲に仕事をされるタイプではなかったように思う。
熱くなるという言葉が似合わないハンサムだった。
飄々とした、その方に高校生の娘さんがいると知ったのは
コミケもどきのコスプレ集会の会場前を通ったときの
僕の失言から・・・。
1皿100円均一の回転寿司にご一緒した際、
脂の乗った魚を敬遠する僕をみて勘違いされて、
「金欠なの?どれでも100円だよ?」と
まぐろの皿を取ってくれた優しさが可笑しく嬉しかった。
ある日、新人であった僕には当然、何の前触れもなく、
彼が転職することが発表された。
失礼ながら、さほどの喪失感はなかった。
しかし、悪戯っぽく隣へ行って睨んでみた。
「寂しいじゃないですか!」そういう僕に
「恐い恐い」と笑いながら応える彼の目からふいに…
笑いが消えた。
「今より条件の良い職場が見つかったらどうするよ?」
小さな声だった。
しかし、彼から教わった最大の教えは「養う」という、
そのことの厳しさと重さだった。
そして、今度こそ彼は本当に行ってしまった。
いつでも不意打ちだ。
あの時の娘さんも成人式を迎えたことだろう。
「うちの子もお前になら預けられるんだけどな…」
退社後にも繰り返して頂いた言葉は
大切にしていきます。
学びや気付きをありがとうございました。
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