2008年11月24日月曜日

Profession Of Baseball

今季は散々な成績でファンを嘆かせた横浜ベイスターズ。


FA宣言が「三行半」に聞こえる現状は海を越えたのでしょうか?


FAした韓国の投手には交渉を拒否されてしまいました。



1998年の優勝を「常勝」への一大転機に出来なかったのは

権藤監督への野手組の造反があったと云われます。



そうした意味では往時のベテランが退き、

98年の名残、残像との決別がもたらす新時代、新体制に

ファンは一縷の望みを託すしかないのでしょう。


98年の優勝時に読売からFA移籍した駒田選手がそうであった様に、

(奇しくも同氏は来季からコーチとして帰ってきます)

勝ちの味を知るベテランが投打に渡ってそれを詳細に発信しています。



仁志選手は著書、「プロフェッショナル」の前半、3分の1を

セカンドゴロに対する内野手の最初の一歩について費やしています。


恐らく野球未経験者は何が何やらチンプンカンプンでしょう。


それでもいいのです。



「ただ、プロとは瞬間、瞬間にこれだけの拘りをもっているのだ」

と、感じながらページをめくってくれるだけでもいいのです。



プロフェッショナリズムをそれぞれに感じながら

プロのお母さん、プロのお父さん、プロの中学生、プロの高校生を

目指してくれればいいと思うのです。



ベテラン選手の熱い教えを受けた若い才能たちの進化、

メタモルフォーゼに期待をしつつ、

一読をお奨め致します。




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