純和風で頑固なイメージを抱いてきた、さだ世界。
しかし、そこは想像を超えて海外からの漂着物が多数、漂う海岸。
これは誰とは言わないがBで始まってzで終わる
ユニットのような安易な「パクり」とは違って
3通りの形態がありました。
ひとつめは“Once Upon A Time”に見る懐かしのメロディ挿入。
ロネッツのBe My BabyやPPMの500miles、S&G等が
そのまま曲中歌として登場するもの。
小林克也のDJで始まる演出には「時代」を感じて正直、苦笑も、
曲のアイディアはジェネシスの「僕のTVショー」と同じ。
これは全く問題ない。
次は「軽井沢ホテル」という曲で、ギターのリックやベースリフが
イーグルスのHotel Californiaだったり、
冷たい雨が~と歌う曲のアレンジがForeignerの「冷たいお前」だったり。
これを厳しくパクリと指摘するなら前者はオフコースの「さよなら」の
方がずっと顕著に盗みまくっているし、後者で言えば
同じForeignerをとことんパクったTwistの「銃爪」なんかが
ベストテンで10週連続1位になったりして、
とことん絶望を純なロック少年に与えた方が罪は重いでしょう・・・。
まぁ、「忘れーないでー!」と、サビのそこだけイキナリ
ソウルフルになってしまう曲の取って付けた感は
ニール・ヤングのHelplessそのままである以前にダサいし、
ロシア民謡の「モルダウ」の翻訳と見まごう曲もどうかと思う。
最大の「やっちまったなぁ!」的パクリは「ちからをください」と
歌う曲で、きっとどこかの誰かから「力を貰ってしまった」のだろう、
アコギで演奏される洋楽曲にそのまんまのものがあるのだけれど、
残念ながら曲名も演奏者も思い出せなくて、ここ数日、決まりが悪い。
「ローズパイ」が出てくる曲は、曲がHELP!で曲想はチェリーパイ。
ビートルズ好きはきっとファンの間でも認知済みなのだろう。
これら第2グループはしょうもないパクリや、ちょこっと
齧っちゃいました的なアレンジもあれば、バンドの「遊び」も
あると思う。
Twistなんかに「同じパクるんなら、こうやるんだよ」ぐらいの
余裕を見せているのかもしれない・・・なんて勘繰りたくなるほど、
ここのバンドはレベルが高く、楽器や人選にも余念がない。
サザンオールスターズの登場は国産ポップスに多大な影響を与えた。
その最たるものは、エリック・クラプトンに傾倒した桑田が
クラプトン経由で丸呑みしたレゲェ・ビートだ。
さだのアルバムにもそうした時代の「ニューミュージック」の
洗礼を露骨に受けたものもあれば、
Chicago16辺りのアメリカのお洒落なロックに全編を支配された
ものもある。
それでも長崎をテーマにした曲でリズムをレゲェでやってしまおう。
その発想は実に自由で大胆だと思いませんか?
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