先月末、新潟県佐渡市で試験放鳥されたのは
雌雄五羽ずつのトキ。
国内産が絶滅されたニッポニア・ニッポンは
27年ぶりに日本の空を飛んだことになる。
老いてなお、「活きて」あろうとしたキンは
国内産最後のトキだった。
しかし、今回、放たれたトキらにとって
中国産、日本産の意味はどれだけあるのだろう?
中国産のウナギを浜名湖で数日泳がせて国産と
偽装するのとは訳が違う。
外国産のウナギは厳密な分類で国産ウナギとは違う
生物であったりするし、
何より、そこに卑怯な金儲けが介在する。
「土地」は誰にも帰属しない。
人間が勝手に線引きして、家だ、町だ、国だと
主張しているだけだ。
権力者が武威を以って栄えたとしても
臣下の礼が心を伴うとは限らない。
欲得ずくや打算だけではヒトも動物も帰属しない。
うちの祖母は「タカ」さんだが、
婚約者のお婆ちゃんは「とき」さんだ。
親友のおふくろさんも「とき」さんだ。
タカさんもときさん達も遺伝子を残してくれた。
心ある帰属を教えてくれた。
震災にも戦争にもくじけることなく生き抜いて
夫を支え、子どもを育て上げ、なお、働いて・・・
ニッポニア・ニッポンの学名は
そんな日本のお母ちゃんたちにこそ相応しいのかも知れない。
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新鮮に頑張れ受験生!
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