2008年10月9日木曜日

Spread Your Wings

先月末、新潟県佐渡市で試験放鳥されたのは
雌雄五羽ずつのトキ。


国内産が絶滅されたニッポニア・ニッポンは
27年ぶりに日本の空を飛んだことになる。


老いてなお、「活きて」あろうとしたキンは
国内産最後のトキだった。



しかし、今回、放たれたトキらにとって
中国産、日本産の意味はどれだけあるのだろう?


中国産のウナギを浜名湖で数日泳がせて国産と
偽装するのとは訳が違う。


外国産のウナギは厳密な分類で国産ウナギとは違う
生物であったりするし、


何より、そこに卑怯な金儲けが介在する。




「土地」は誰にも帰属しない。


人間が勝手に線引きして、家だ、町だ、国だと
主張しているだけだ。



権力者が武威を以って栄えたとしても

臣下の礼が心を伴うとは限らない。


欲得ずくや打算だけではヒトも動物も帰属しない。




うちの祖母は「タカ」さんだが、

婚約者のお婆ちゃんは「とき」さんだ。


親友のおふくろさんも「とき」さんだ。


タカさんもときさん達も遺伝子を残してくれた。


心ある帰属を教えてくれた。



震災にも戦争にもくじけることなく生き抜いて

夫を支え、子どもを育て上げ、なお、働いて・・・


ニッポニア・ニッポンの学名は

そんな日本のお母ちゃんたちにこそ相応しいのかも知れない。



英語学習も「翻訳トラの穴っ!」
http://tora-noana.main.jp
柔軟に対応するレベル別オリジナル教材も
お待ちしています☆☆☆

「翻訳トラの穴っ!携帯版サイト」
http://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/tora-noana/
See Me, Feel Me♪
新鮮に頑張れ受験生!

0 件のコメント: