昨秋、来日公演を行ったフランスの歌手、
アンリ・サルヴァドールさんは90歳。
85歳の今も都内のホールのステージに立つのは、
シャンソンの大御所、石井好子さん。
この二人には及ばないものの、昨日、僕に幸福な1日を
与えてくれたのは英国産のベテランロッカー達。
1972年の来日3公演を網羅した豪華版Live in Japan、
Deep Purpleで、日本人とロックの関わりを追体験。
今時の中学生もパープルのCDを贈ったり贈られたり
しているのだと聞くと彼らにとって日本の市場が
どれだけ特別か、その長寿を実感させられます。
次いで登場したのは、Led Zeppelin。
日本ではどこかパープルとライバル関係のような
雰囲気もある?ハードロックの2大巨頭です。
アメリカでの評価はZepの圧勝ということですが、
そのアメリカでのライブ、「永遠の詩」の最強盤を聴きました。
パープルの3枚組に次ぐ、2枚組みですから
かなりのヴォリュームなのは間違いありませんが、
その存在感、スケール感が、チマチマした小細工を弄し、
暗躍する商人の姿がチラつく現代音楽産業を一蹴。
笑い飛ばすような豪快さで、聴くものを圧倒します。
髪は白く、皺も増え、太り、あるものはこの世を去り、
全員が揃うことは不可能な両バンドですが、
音楽の生命力は不変。
いや、コンピューターのデジタル支配が進む今は
逆にその存在の凄味すら増しているようです。
あぁ、サブカルチャーとしてのロックとは
こうしたものであったのだなぁ!と今更。
そんな至福の時を締めくくるのはQueenです。
ネルソン・マンデラ氏の基金へのチャリティを目的とした
超久方ぶりの新録音で、リードヴォーカルは
ロジャー、ブライアンの順。
そしてその二人を露払いのように従えて
ポール・ロジャースの歌声があまねく伸びていきます。
幾つになっても、生き生きと人生を送るロッカーたち。
年を重ねることを、つい否定的に捉えがちですが、
それもまんざら悪くない、
そう感じさせてくれた3人の円熟の締め括りで、
僕の1日は幕を閉じたのでした。
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