There For None To See?

昨年末からの仕事体制もようやくひと段落。

その間は文字通り、正月も何もなく
初詣も日のあるうちに行けたのは漸く先日のこと。

それでも滑り込みセーフって感じでしたが･･･。

しかし境内で僕の隣に立った兄ちゃんとその一行。

その後の大声の会話から頭の程度と、願い事が
「顔を良くして欲しい」ということは判りましたが、

この大バカちゃんが大きな音で拍手を打ったもんだから
浅草寺の坊さんたちがぎょっとしてました。

門前町に訪れる観光客は多く、外国人だろうが日本人だろうが
完全に「お客さん」扱い。

グルメ番組の影響か、リポーター気取りの一般客もいれば
それらを取り込んで鵜の目鷹の目。

獰猛な鮫みたいな店側もあるわけで...。

この辺がどうにも観光地って苦手だな、と。

放っておいても人は集まるわけだから
「また来てね」よりも毟り取れになるわけで。

近年、都内に乱立する商業施設なんかは
恐らく相当高額なテナント代も込み込みで、

さぞや空虚なセールストークが行き交うのかな・・・。


あー、旅行行くなら胃袋だとか物欲だとかより、
学びが満たされる場所へ行きたいな。

観光地ズレしていない場所を、
普通に歩いてみたいんだな。

その場所にテーマが持てたらなお嬉しい。

数年前、掛川の玩具屋さんで見つけた出会い、
自然な会話は旅館の食事なんか忘れても、
いつまでも心に残っているもの・・・。

取材も兼ねて訪れた江戸東京博物館。
特別展示の北斎をみて、かつての風景を懐かしんでいた
江戸っ子のおばちゃん達。

きっと素敵な旅情を味わってたんだろうな♪





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