昨年末からの仕事体制もようやくひと段落。
と、昨日と全く同じ書き出しで失礼致します。
日本建築の「粋」について考える・・・というテーマ。
その参考になればと訪れた江戸東京博物館。
一般展示の江戸の風景では江戸城をはじめに
大名屋敷や芝居小屋、三十石船など、
江戸の時代の建築美を味わって、ついでに駕篭乗り
初体験で閉所恐怖症になりかけたり。
明治期以降のコーナーでは鹿鳴館に代表される
日本に息づく西洋と現代性を時系列に沿って鑑賞。
昭和初期の住宅に実際に上がりこんでみたり、
束の間のタイムスリップを体験しました。
戦時中から復興期にかけては粋より意気の世界。
しかし江戸の町に内包された粋や洒落の手がかりを
幾つも見つけることができました。
しかし、これだけでは画竜点睛を欠くとばかりに、
特別展示の葛飾北斎に学びます。
北斎の数多の作品に見たのは江戸情緒だけでなく、
そこに色濃く同居する洋風近代性。
この思いがけない発見だけでも充分にその価値は
あったのですが、更に発見。
北斎の作品をシーボルトが模写したものも数点、
併せて展示されていました。
音楽で最近、流行というかうんざり辟易気味なのは
カバーヴァージョンと「さくら」の歌。
ともあれ、カバーとは、右のものを左へ移すだけでなく、
それは「翻訳」がただの「訳」でなく「翻す」訳であるのと
同じであると実感。
原作とカバーの間のコンバーター。
その見る目、嗅ぐ鼻、感じる頭、作品と作者への理解、
それを訳す技能をつかさどる人間性が
何より大事なんだと教えてもらいました☆
圧倒的な作品点数に歩き疲れ、脳もぐったり。
齢八十をすぎた北斎の自画像は水木しげるさんの様。
きっと水木さん同様かそれ以上にエネルギッシュな
御仁だったのだろうなぁ・・・。
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↑冬だからこそジャンプ!!
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