2008年1月30日水曜日

Transrater!

昨年末からの仕事体制もようやくひと段落。
と、昨日と全く同じ書き出しで失礼致します。

日本建築の「粋」について考える・・・というテーマ。
その参考になればと訪れた江戸東京博物館。

一般展示の江戸の風景では江戸城をはじめに
大名屋敷や芝居小屋、三十石船など、

江戸の時代の建築美を味わって、ついでに駕篭乗り
初体験で閉所恐怖症になりかけたり。

明治期以降のコーナーでは鹿鳴館に代表される
日本に息づく西洋と現代性を時系列に沿って鑑賞。

昭和初期の住宅に実際に上がりこんでみたり、
束の間のタイムスリップを体験しました。

戦時中から復興期にかけては粋より意気の世界。

しかし江戸の町に内包された粋や洒落の手がかりを
幾つも見つけることができました。

しかし、これだけでは画竜点睛を欠くとばかりに、
特別展示の葛飾北斎に学びます。

北斎の数多の作品に見たのは江戸情緒だけでなく、
そこに色濃く同居する洋風近代性。

この思いがけない発見だけでも充分にその価値は
あったのですが、更に発見。

北斎の作品をシーボルトが模写したものも数点、
併せて展示されていました。

音楽で最近、流行というかうんざり辟易気味なのは
カバーヴァージョンと「さくら」の歌。

ともあれ、カバーとは、右のものを左へ移すだけでなく、

それは「翻訳」がただの「訳」でなく「翻す」訳であるのと
同じであると実感。

原作とカバーの間のコンバーター。

その見る目、嗅ぐ鼻、感じる頭、作品と作者への理解、
それを訳す技能をつかさどる人間性が
何より大事なんだと教えてもらいました☆


圧倒的な作品点数に歩き疲れ、脳もぐったり。
齢八十をすぎた北斎の自画像は水木しげるさんの様。

きっと水木さん同様かそれ以上にエネルギッシュな
御仁だったのだろうなぁ・・・。





英語教育も「翻訳トラの穴っ!」
http://tora-noana.main.jp
「穴」を見つけたら勝ったも同然!
レベル即応の教材を用意してお待ちしています♪
目からウロコを落としまくりませんか?!


「翻訳トラの穴っ!携帯版サイト」
http://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/tora-noana/
↑冬だからこそジャンプ!!

0 件のコメント: