2008年4月14日月曜日

Booing!!

事の起こりは「渡り鳥」、
それは跡を濁して港を飛び立った一羽のペリカン。


個人事業主のプロだから、契約更改の銭闘も当然。

しかし、彼の上げた数字より前半に10点取られました的な
「ぶちこわし」の印象の方がファンには遥かに強い。

そこで「数字だけを見た球団」へFA移籍して行ったのだから
コレはまさしく「渡りに船」ならぬ「渡り鳥に船」。

彼の移籍の人的保障として球界最年長投手、プロの鏡、
工藤投手が手に入ったのだから望外の喜び!

だから、移籍先での「彼」も暖かい目で見守ってあげても
良さそうなものだけど・・・

「彼」に生え抜きエース、遠藤投手の24番はやはり
不釣合いだったと思う。

「人は数字だけで判断出来ない」の好例のこの移籍劇。
「人間力」「人財としての差」が大きくものを言っている。


そして、外国人クローザーもタンパリングの噂と共に
「彼」の待つ球団へ買われて行った。

昨年、シーズン中にも関わらず、たっぷりと休養をとった
「奴」は今年は調子が良さそうだ。


九州のチームへ移籍した故障勝ちなスター打者、
名古屋へ移籍した元司令塔、
埼玉で開花した僕と同姓の内野手、

あちこちに気になる選手たちがいる。

「うち」と対戦する時以外は活躍して欲しいと願う。

でも、「彼」と「奴」だけは不思議とその気持ちになれない。
野暮ったいユニフォーム姿を視界に入れたくもない。

僕はこのまま年と共に狭量な人間になっていくのだろうか?
そんなことを考えていた矢先、ひとつのヒントがあった。

広島から阪神へ涙の移籍を果たした新井選手。

僕の様な遠いファンにも伝わる新井選手の愛すべき精神は
星野JAPANの4番打者としてもお馴染み。


そんな彼が縦縞のユニフォームで広島球場初登場を果たした先日。

お帰りなさい的な暖かいムード漂う複雑な相克で
迎えられるのではないかと想像していたのだけど...。

大ブーイングで迎えた広島ファンは流されなかった。

広島のファンたちのチームへの強い忠誠心と気骨を
そこに見た思いがしたのだ。


組織への帰属意識や忠誠心・・・
文字にすれば古臭い美徳のように思われる…

でも電脳世界の似非の貴族意識なんかよりは
数段、素晴らしいものに感じられるの。

強さより平和の象徴を優先した名を持つチーム。
真紅に燃えるファンたちはどんな辛苦も厭わない。




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