2008年4月19日土曜日

Who's Crying Now?

昨日はもう、えらい試練。

風雨の中、滅多に履かないドカ靴に、
ガラパゴスって名前のカッパに傘。

足は未だ痛むけど、1時間前に出ればよかろうと
悲壮な決意で生徒のお宅を目指したまでは良かったけど...。

行程の3分の1の所で当のT君からメール。

文面から僕は一旦帰宅しなければならない。
そのまま直行してしまいたい気持ちをグッと抑える。

彼の希望する本を探さなくては…。

しかしこの時点で足が悲鳴。

何とか辿り着くも気が急いて本が見つからない。
このままでは定刻には間に合わない。

その旨をT君のお宅に電話して、ちょっと逡巡。
結局、自転車を移動手段に選択。

カゴに入れた傘が強風を孕み顔面を打つ。
役に立たない雨傘の持参を早くも後悔。

雨ダク汗ダクで到着。
膝は笑い腰は泣き…

4時間後、帰途はすっかり雨が上がり、
行きの上り坂もきっと帰りは僕に微笑む。

そんな予感でペダルを漕ぐが、すぐに違和感。

あ!
後輪がパンクだ!

これでは下り坂のメリットも何も無い!

ひたすら押して歩くのみ。

痛みから痺れに変わる右足首。
それをガッチリホールドしていたドカ靴に異変。

分厚い靴底が剥がれてきた。

異常な歩き難さを堪えて必死な僕を
すれ違う自転車の女子高生が好奇の目で見送る。

恥ずかしいも何もない。
僕はひたすら念じる。

「楽しめ、楽しめ!」

これは絶対に何かの試練。
天が与えた試練は成長のきっかけ。

強引なのは承知の上で力技の自己暗示をかけまくる。
地下道を登る途中で剥がれた右の靴底はカゴの中。

地面の凹凸がかなりダイレクトに傷む足首を襲うが
もう、どうでもいい。

我が家に最寄りのスーパーやマンションの明かりが、ついに見えた
その時、僕はリンドバーグを疑似体験。


ついに我が家の石段の前に辿り着き、自転車の前輪を
持ち上げたのと同時に無事だった方の靴底も取れた。

自転車のスタンドを立てて額の汗を拭った途端に
彼女の帰宅を知らせるメールが届く。

その着信音で僕は少しだけ泣きたくなった・・・・・・





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