静かな住宅街に、突如として現れた
二人の浅黒い肌の異邦人。
近所のおばちゃんたちからの遠巻きの
「ニッポン、チャチャチャ!」を気配で感じつつ、
僕は再度、彼の携帯を受け取ると...。
電話の相手は新たな買い取り希望の客でした。
いくら日本語が堪能でも、訪れたことのない場所を
言葉だけで誘導されるのは難しいでしょう。
彼らにとって土地勘のないN町のはずれ。
それを電話の主との遣り取りで彼らに伝えるために
僕は要所要所をハッキリした発声で再確認しつつ
手書きの地図に英語で表記していったのでした。
これで、電話を切ってから彼らに再度説明する手間も
省ける筈ですし、もたもたしていたら
市役所やらへ行くのに間に合わなくなってしまいます。
最終的には、僕を自宅へ送り届けた彼らが
新たな顧客との待ち合わせをするに当たって
極力、時間的ロスの少ない場所を、
待ち合わせ場所に設定して、この電話を終了しました。
会話の中で相手の売りたい車種や年式、色や状態なども
聞き取ってあったので、車さえも目印になりますし、
仕事上の手間も省ける筈です。
僕が車に乗ると、運転席から彼は笑顔で握手を求めてきました。
これは足代わりを務めてもらう彼らへの、
僕なりの感謝の印ともうひとつ、
別の思いの込められた行為だったのです。
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