地図に目印等を英語で表記していったのは
道に不案内な彼らへの配慮でしたが、
彼らとの距離を最初に縮めた一言は
交渉の煮詰まりを打開しようとした僕の
「日本語上手ですね」だったように思います。
いつしか僕らは英語で遣り取りを初め、
それ以前に較べて意思疎通の深さがグンと
増したように感じました。
「どこで日本語を学んだの?」という問いに
彼は地面を指差して「ここだ」と言います。
「あなたはどの国で英語勉強したか?」の問いにも
僕は同様に、「ここだ」と言いました。
Kidding!と言う彼に、
「あなたがここで外国語を学べたんだから
僕だってここで外国語を学べても不思議じゃないだろ?」
そういうと、二人は数秒後に笑い出しました。
後々、耳にした話なのですが、
近所のオバちゃん達からうちのお袋に報告があったそうで、
曰く、「変な外人に誘拐されそうになっていた」とか
「何だか苛められているようだった」とか、
皆さん、概ね僕を心配してくださっていたようでした。
でも中には「英語で話し出したら急に強気になっていた!」
なんて見当違いな意見もあって。
皆さん、こっそりご覧になっていたのですね。
ご近所のお母さん方は至って善良な方々です。
しかし、僕への心配という以前に偏見があったことは
否めないと思うのです。
とにかくトラックを母国に送りたい!
故郷の事情を鑑みて、言葉も儘ならないまま
ビジネスチャンスを日本に求めた彼ら。
同業者や景気、言葉の壁よりも、最大の敵は
偏見というハンデだったのではないでしょうか?
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↑心機一転、受験生!!
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