「そんなヤツはぶっとばしちゃえばいいんだよ!」
昨日のブログに明解なコメントを寄せて頂いた。
主は高校時代からの僕の親友。
この乱暴で単純明快な一言に僕は痛快さを感じた。
正直言えば事態の深刻さを省みず、一瞬、吹き出してしまった。
しかし、その直後、全く別の思いにとらわれた。
犯人は生涯、どれだけ「ぶっとばされて」きたのだろう?
本気で「ぶっとばして」くれる人間はどれだけいたのだろう?
犯人に「彼」のような友人が、十代のうちから存在していたら、
「彼」はきっと見捨てることなく、何度でも何度でも
強く、優しく、熱く「ぶっとばして」いただろう。
犯人は「非常に教育熱心な家庭」に育ったという。
子供が早熟型で、
「早くからデキる子の親になった親」は
概してその子の学習成果で『はしゃぐ』。
これを「教育熱心」と一緒にしては欲しくない。
「学ぶ姿勢で共にあり」「学ぶ空気を作る」こと
「学びの楽しさ・意義を共有する」ことと、
教育費をつぎ込むこと、モンスターペアレント化することは
全く別次元のものだ。
デキる子の親がデキる子の親であり続けるために陥りがちなのは
条件付の愛情を注ぎ、条件次第でその子を承認する毎日だ。
「進学校に通う」息子だから
「学業優秀な」息子だから
愛し、愛されてきた子供なら、そのアイデンティティを
一瞬にして失い得る。
「ナルシスト」「素顔を出していない」と
犯人を精神分析した専門家・・・
彼も「かぶりもの」を取らないナルシストであり、
素顔を出してはいない。
犯人は他者に素顔を晒すために必要な強さを学ばずに
裸になる恥ずかしさだけを教えられてきたのではないだろうか・・・
意固地な強さは「しなう強さ」「竹の強さ」に劣る。
正直に己の弱さを認められない魂は哀れでもある。
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