岩手県立大学で経営学の教科書に採用された「夕張への手紙」。
日本文学を専攻した旧ソ出身の著者、N.ロシナさんには
夕張の今が日本の未来図に見えるのだという。
うちの彼女の父君はわけあって魚を食べない。
嫌いなのではなく、一分あって絶っているのだ。
二ヶ月ほど前、
彼女を送った帰途、ラジオからはこんな悲鳴が
静かに聞こえてきた。
声の主は長距離トラックのドライバー。
一時的な暫定課税(ややこしい!)の廃止明け直後(ややこしい!!)、
二重課税廃止前より値上がりしたガソリン事情を受け、
正社員である彼にも定休以外の休日がランダムに
飛び込むようになったそうだ。
つまり、全く仕事がない、あるいは
仕事になっていないという状態。
そして、地方都市に住む彼が、いきなりの休日に仕方なく
近所のスーパーに足を運ぶと、
鮮魚コーナーは隙間が目立ち、
彼の好きな「イカ」は何日も店頭から姿を消していると…。
原油高も止まらず、廃業する漁師も頻出。
来月はついに一斉休業という漁師のストが決行される模様。
(諸外国ではすでに漁業ストは行われている。)
魚を絶っている彼女の父君も内心は辛いのだろうが、
意地を張る必要のない魚好きにはとても辛いことになるだろう。
件のラジオを聴いた5月の頭、
「これって第三次オイルショックに発展するんじゃないか?」
そんな予感がよぎったのだけど、
無為無策な政府にあっては、事態の改善は期待薄もいいところ。
役人、政治家にいいように血税を使い果たされ、
水道、電気代なども数倍に跳ね上がる、
自治体からのサービスも何も期待できない夕張が
日本全体に敷衍する・・・
ロシナさんの予言が現実になる日も近いのかも知れない。
英語学習も「翻訳トラの穴っ!」
http://tora-noana.main.jp
柔軟に対応するレベル別オリジナル教材も
お待ちしています☆☆☆
「翻訳トラの穴っ!携帯版サイト」
http://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/tora-noana/
See Me, Feel Me♪
新鮮に頑張れ受験生!
0 件のコメント:
コメントを投稿