2007年10月28日日曜日

Papa, Don't Preach!

長男の謝罪で一件落着とか、同情論とかで
いかにも日本人的に帰結しそうなこの騒動ですが。

僕が思う最大の元凶はTBSのスポーツ局。
亀田戦を独占中継してきたプロデューサーです。

「亀田家用語」だの何だのとアホな言い訳が通用すると
増長させた大人は誰でしょう?

気に食わない(まともな)解説者を遠ざけさせて
解説にちょうちんを持たせたのは?

反則にも勝利の予感と快哉を叫ぶアナウンサーからの
自己批判の声は届きません。

その彼のアナウンサー生命を危うくする業務命令を
下したのは誰でしょう?

そして、更になべやかんさんのコラムによれば、
追究すべき問題はまだ内在しているようです。

突進型のファイターが敵を追い詰め易い様に
手狭なリングと柔らかなマットをしつらえたのは
TBS、それとも共栄ジムでしょうか?

実はリングのサイズや材質というのは結構まちまち。

自身を筆頭にJ.鶴田、天竜と大型選手揃いの
全日本プロレスに長州力以下のジャパンプロが乗り込む際、
G.馬場さんが、黙ってコーナーポストを15cmも
切断させたのは有名な話です。

長州らが在籍した新日本プロレスは全日本に較べ
小型のレスラーが多いため、見劣りしないように
小さめのリングを使用していたのです。

亀田父は試合結果が望ましくないとレフェリーにまで
噛み付いていたようですが、馬場さんは自分の弟子たちが
長州らとタイトル戦を行う際は格別の配慮も見せました。

日本で唯一のNWA公認レフェリー、ジョー樋口氏を擁する
にも関わらず、長州らが帯同するタイガー服部氏に試合を
裁かせたのです。

全日本ではトップが休むことはまず許されません。
「蒙古班」朝青龍の巡業サボタージュなど論外です。

その辺りが比較的ルーズな新日本にしても、選手が
業務上の事故で亡くなった際、当時、練習の監督者であった
現衆議院議員の馳浩氏は引責辞任しています。

相撲は社団法人として税制優遇される「国技」だそうです。
ボクシングはストイックな「スポーツ」だそうです。

どちらも一般紙の紙面を飾るのに対してプロレスは
スポーツ紙の片隅を追いやられました。

確かに大小団体が乱立する現在のプロレス界は玉石混交。
ですが、概論として語らせてもらうのなら、

な~んだ、相撲なんて大したことないじゃん!
組織力、指導力、ファンサービスともになってない!!

ボクシングがストイックな大人のスポーツだって?
プロレス以上にベタな仕掛けに視聴者を舐めた実況で?

「興行」と謳っている以上、いずれも変わらないんじゃない?

それぞれのファンはそれぞれの「1流」を念頭に
それぞれの正当を主張するでしょうが、

僕は今回、自分に幾多の学びを与えてくれた
馬場流の思考に改めて誇りを抱いた次第です。


最後におまけですがリング外でコメントする中でも
小倉某氏、あの番組内公私混同は酷いね。

ヅラで有名になったボクサーと彼とで
エキシビジョンでもしてみて欲しい・・・。


ボクシングで?
いや、飛ばしっこか何かで♪

ともあれ、これを追求出来ないようなら
毎朝「みの」が振りかざす正義なんかも馬脚を現します





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