あんまり面白いので引用させて頂く。
「『はい!先生』と答えれば、よい子よい子と
飴玉の一つもやりたくなるのですが、
『ええ!わたし?』とか
『どうして?おれ!』とか言われると、
何だこいつは!どついたろか!
という気持ちになってしまいます。」
そして「うん」と返事をする子に対して
「おまえは『うん子』か!と怒鳴りたくなる
わたしのこの気持ち分かってもらえますでしょうか」
と締めくくられているのは「うん子」と題された
横浜市立西寺尾小学校長が学校だよりに寄せた
一文だ。
タイトルも面白く、現場の生の感情、本音が
ユーモラスに、そして最後の丁重過ぎる一文には
形骸化した校長の威厳とその悲哀すら滲む。
「あいさつの大事さを訴えるため」の
新しいスタイルの試みということなのだが、
この校長の朝礼の喋りなんかを聞いてみたい気がする。
しかし、これが問題になって
教育委員会やら中田市長やらもおでましになり、
「言葉をわきまえろ」だの「不適切」だの
のたまってるというから
そっちの方がずっと驚きだ。
先日、TVでオムツの取れない赤ちゃんが
なん語の気の利いたのぐらいの「喋り」で
携帯電話を耳に、必死で謝り、おだて、
父親の営業スタイルを見事にコピーしていた。
『ええ!わたし?』とか
『どうして?おれ!』とか、目上の人に返答する
子供は、母親、父親の日常が目に見えるようだ。
いや、だからこそ、己の愚かを晒された様な気がして
この親たちは騒ぎ立てたのかな?
学校に文句垂れて、教育委員会にねじ込むより、
わが子の言動を正す方が先決だし、よほど価値がある。
それに気付かない小人に教育を施す姿勢を欠いて
何の「教育」委員会だ?
市長を含め、あなた達のしていることは
お客様係りのクレーム処理と変わらない。
右往左往の横浜。
これじゃ来季のAクラス入りも難しい?
いや、それにしても教育、ならびに政治の分野
ですら言語感覚の低下は嘆かわしい。
あぁ、そういえば僕が小学生のはるか昔から
ずーーーーーっと違和感を覚える言葉に
「考え中」ってヤツがある。
授業に参加してないくせに参加しているフリを
したい嘘つきや見栄っぱりには都合の良い台詞だ。
これを聞く度に「考え中だ?嘘つけ!
笑って答えてるお前は、バレバレの嘘がみんなに
うけるのさえ嬉しいって顔してるぞ」
「第一、その珍妙な日本語は何だよ?
○○中って、営業とか開店とか
音読みの名詞の後に来て然るべきだろうが!」
「そこへきて『考え中』なんてアホな言葉を
平気で使える自体が己を証明してるっつんだ!」
「それに突っ込まない国語能力って、
先生、あんたも駄目駄目だよ!」
こんな事を考えていても態度には出さない子供だったので
教師の受けはすこぶる良好。
「平成教育委員会」なんて番組で機械っぽい声で
この「考え中」が繰り返されるんだから
コレはもう「あり」になっちゃってるんだろうな。
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