2007年10月5日金曜日

Too Fool To Pool!

舛添厚労相の意向に反し、年金着服者の
告訴を拒否する地方自治体がある。

これらの首長の求めるものは何か?

本来、1つでもあってはならない事。
李下に冠を正さず、瓜田に入らずの姿勢はない。

また、社会保険庁は信頼できない。
地方自治体はもっと信頼ならないと
発言した厚労相に、その社保庁をして
告訴させるとまで言わしめて平然とする。

その国民意識との乖離は果てしない。

先述の発言に噛み付いた倉敷やさいたま市長。

彼らの望むものも何か?
おー、よしよしと部下の頭だけを撫でたいのか、
僕だけはやってないもん!と胸を張り、
子供じみた虚栄心を満たせば済むのか、
関係各位からの得票を狙った選挙対策か?

そうした矮小なセクト意識は
うちの子だけを特別扱いしろと、全国に蔓延する
いじめや学級崩壊、学力低下には目にもとめず
学校にねじこむ「怪物親」、

レギュラーになれないと他のクラブに入れて
一回戦負けすると元のサッカークラブへわが子を
連れ帰る「視野狭窄」と大差ないのでは?

その程度を露呈して憚らない言動を垂れ流すから
厚労相に「小人」呼ばわりされるに到るのだろう。

これら地方自治体の市民らは肩を落とすよりも
怒りの声を上げるべきで、間違っても遠くで
聞こえる欣喜雀躍に喜んでいる場合ではない。

かつて、先人たちの帰属意識は「藩」であり、
○○藩士、どこの某がアイデンティティであった。

その時代、彼らに「日本人」との意識を抱かせることは
容易ではなかったと思われる。

その大事を成し遂げた維新以前の、その昔のそれより
更に小さな意識に拘泥する、

「僕だけはお利巧さん」にはクラスも学校も関係ない。

よもや市町村や都道府県の意識にも程遠いのだから、
本来、ミャンマーより先にこっちでデモが起こっていても
おかしくない国難に当たれというのが無理なのかもしれない。

ウィルスは腸内ならともかく町内は意識しない。
猫も宇宙は考えない。
小人は自分と地元の今しか考えない。

あれこれない交ぜに野焼きして、チャラにして、
子孫に残すダイオキシン。

その未来は果たして・・・・?!




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