風邪を引いて、ひたすら眠った一日でした。
こんなに眠ったのは何年ぶりか、記憶にありません。
時差ぼけを起こしそうな勢いで
昼夜の別なく眠ったのですが、
ぼんやりと考えていたことがあります。
高収入が見込める職業の男性が集まる際に
特別料金を支払った女性が集まる
お見合いパーティーがあるそうですね。
そこでカップルが成立したとして、男性側に
何か釈然としないものは無いのでしょうか?
例えて言えば王様の孤独の様な…。
「そのタイプ」が好きなのは分かるけど、
「そのタイプ」に自己を表現している人は
君の本質とは対極にあるよ。
と、何度忠告しても同じ失敗を繰り返す
友人がいました。
彼の様に容姿に全ての力点を置く向きも
男女を問わず少なくないでしょう。
どこかで「ヤマアラシの話」を聞いた事はありませんか?
社員研修なんかでもお馴染みかと思うのですが。
全身に棘を持つヤマアラシは互いに体を
寄せ合うことが出来ないから、寒さを凌ぐには
程よい距離を保つことが必要なのだ
…という訓話です。
しかし実際、仲間同士では棘を折りたたみます。
交尾や授乳をするのですから考えてみれば当然です。
そして敵とあれば突き立てる棘には
釣り針のようなフックがあって容易に
抜けない様にする残酷な工夫もなされています。
厳しい自然環境の中で必死に生き延びるヤマアラシは
もっともしたたかさを備えているのです。
今日もどこかでこうした与太話の訓話を
真顔で垂れる人間を上司に持つ向きには同情します。
でも、ここで言う人間の距離感の大切さは理解できます。
どれほど相手を思い遣ろうが、それが相手に
通じないばかりかマイナスに伝わるのは不幸です。
更に熟慮を重ねた上で、必死に保った距離を
酷薄と取られてしまってはもっと不幸です。
好意や熱意をおせっかいや興味本位などの
悪意と誤解されて失望した事はありませんか?
僕は偽善者呼ばわりされた事があります。
大人ならもっと汚れて当然なのに信じられないと
唾棄されたこともあります。
彼は自分をレベルに保つために僕を攻撃しました。
人を信じない事を最大の人生訓にしている
彼の半生の寂しさを思えば絶句するしかありません。
容姿や付帯条件云々よりも思いが思いとして
通じる「心の距離感」。
これが共通する相手と送れる時間の豊かさ。
毎日でも味わえる最高の贅沢はそこにあるのかな、
なんてぼんやり思う熱の一日でした。
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