2008年7月30日水曜日

Marching Out Of Monsters

身近な所で通り魔事件が起きた昨日・・・。


とは言え、花壇の花が荒される、複数の学校に膨大な落書き、
通りすがりの暴行事件等、不穏な空気は流れていたわけですが。


秋葉原事件に触発されての犯罪は軽重を問わず頻発。


社会には一触即発のすっとこどっこいが佃煮にするほど
ひしめき合っているということでしょう。


でね、今朝もどこかのTV番組で、女性の弁護士だか何だかが、
平塚の事件の犯人について早速、云々しておりました。


犯人について、考え、理解することが次の犯罪抑制に
繋がるという考え方がある一方で、


そうした報道自体が模倣犯や類似の犯罪を刺激、誘発
しているという考え方もあります。


僕は後者には否定的で、それなら何も報道できなく
なってしまうと思いませんか?



むしろ、知識人や文化人の皆さんの姿勢、
犯人や犯行についてあれこれ考えてくれる態度が、


魑魅魍魎どもにとっては

「社会が優しく抱きとめてくれる」ようで

甘美な誘惑となっているように思えてなりません。



他方、完全な欠落!


加害者にめぐらせる思いのどれだけを被害者へ向けている
ことでしょうか?



被害者や遺族よりも加害者に篤いこの国の法廷。


それが社会の縮図になっている・・・というよりは

法廷の拡大図が社会に投影されているような気がします。



裁判員制度が始まり、容易にリードされるようでは
市民感情や民意という看板は

法曹界にとって都合のよい隠れ蓑になりはしませんか?


平たく言えば「だってお前らがそう言ったんじゃん!」です。


暴言を吐いてしまうのならば

出会い系サイトで知り合った薬物中毒の男の車に同乗し、
山中に姿を消した女性より、


携帯サイトで知り合ったと思われる男性と深夜に外出、
命を絶たれた不登校の女性より、


普通に部活帰り、通学路で襲われ絶命した女子高生の方が
ずっとずっと気になります。



しかし、連日の百鬼夜行や跳梁跋扈が
事件の記憶すら加速度的に風化褪色させるのです。



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