同い年の男の子Tu君とTa君は
MickとKeithのグリマー・ツインズのよう・・・
そこへ登場したのが、彼らの心情と繊細にリンクしていく
同学年のMiちゃん。
彼女はお母さん曰く、「難しい子」として僕とご縁が
生まれました。
これまでも英語が超得意で進学校にありながら授業に
不満を抱く子か、その正反対のタイプなど、
中庸な生徒に縁が薄かった僕でした。
同時に御しがたい、複雑、把握できない・・・
そうした烙印を押された子供にも意図的に配置されてきた
気がする僕です。
で、彼女はというと、これが難しくもなんともない!
最初の10分ぐらいは、またなんか、いつもの大人が来た・・・
と、形通りの拒絶を示されたような気もしましたが、
彼女の鍵を見つけると、ドアをすぐに全開にしてくれました。
「子供らしい思考をしなさい」
「学生らしい文章を書きなさい」
教師たちからのこんな言葉に中学時代の彼女は
混迷のさ中にありました。
そんな告白を聞いた途端、僕は脱力感に見舞われると同時に
怠慢な思考や増冗漫の大人ぶりに憤りを感じました。
大人達はときに「取るに足らない未熟さ」を「子供らしい」と
評価します。
それは自らの領域を侵しませんし、自らの不勉強を露呈しません。
その一方で、自分達の都合次第で「子供っぽい」と
マイナス評価に摩り替えることも平気です。
大体、「中学生離れしたタイムで走る陸上選手」に
「もっと中学生らしいタイムで走りなさい!」なんて言う
教師がどこにいるでしょうか?
「筋力」「運動神経」を「繊細さ」「思考力」「語彙」に
置き換えただけの話じゃないですか。
彼女に必要なものはたった一つの覚悟とけじめです。
「選ばれしものの恍惚と不安、我にあり」を受け入れて、
なおかつ、同等のものを他人に無理強いしない。
ただ、それだけでいいのです。
繊細に言葉を操りたい彼女は特に芥川龍之介が好きで、
携帯小説なんかのコマーシャリズムの中で一喜一憂する
同級生達の感性とは微妙なずれを感じていたのでした。
そんなMiちゃんの吐き出す言葉や思いの丈を受け止めるのは
僕にとっても授業後の楽しみとなりました。
さて、その彼女が昨日の二人にどのように
リンクしてきたか、というと・・・・
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心機一転、受験生!
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