2008年7月20日日曜日

Wonder 3!!!

MickとKeithのグリマー・ツインズさながらの
Tu君とTa君

そこへ登場したのが、彼らの心情と繊細にリンクしていく
同学年のMiちゃん。


彼女のお母さん曰く、「難しい子」も、実は文学が大好きで
人一倍、誠実に言葉を選ぼうとする子なのでした。


そうこうしているうちに問わず語りの形でMiちゃんは
自分のベールをどんどんはいでいきます。


人間関係が成立しなくては通る言葉も通りません。
これは願ってもない形です。



一方、Tu君はマルチメディアに展開するアニメ作品を
単にゲームとして捉えていません。


自分の人生に豊かなものを与えてくれる「共育」「共生」の
ドラマとして大切に考えています。


そして、Miちゃんも、この年頃の女の子なら、
「それ」を幼稚なものと一笑に付しても仕方ないところ、

「文学」として深く理解していたのでした。


純文学大好きな彼女には、かねてよりとても気になる作品がありました。

中学時代に尊敬する国語の教師から借りた一冊。

しかし、メモした筈なのにどうしても著者だけが
思い出せません。


同じタイトルのマンガや曲があるため、あれこれ検索しても
見つからずに探しあぐねていたそうです。


ある日、勉強が終わって、その粗筋を僕に語ってくれました。

聞いている間にもある作家の名前が僕の脳裏に浮かびます。


それはTa君が、入試の面接でも人生の一冊として挙げるほどに
大好きな作家で、
既に僕は彼から数冊の本を借りていたのでした。



しかし、3名の中ではもっとも物質主義というか
現代っ子である彼の日常の嗜好からして、縁の薄そうな
大人びた、そして、安価とはいえない分厚い書籍を
選択させているものの方が僕には気になっていたのですが・・・。


ともあれ帰宅後、検索すると一発でリーチ!


こうしてMiちゃんは彼ら両名とも見事に接点を持ったのです。


そこへきてTu君に芥川のマイナーな作品を選び、
リポートせよとの夏季の課題が折りよく。


Miちゃんは僕の知らない作品数点を即答してくれました。

Tu君とは高校野球好きという接点も見つかりました。



かくして不思議な連環の中に存在する3人。


いつか対面することがあるのでしょうか?


恐らく、僕が機会を設ける必要もなく、出会うべくして
出会うのではないか・・・


今はそんな期待に満ちています。



記号や雰囲気で会話しない、

「心」を以って自分を伝えたがる、


今時の子供たちの中に見つけたダイヤモンド。



その連環をもっともっと大きくしてくれよ!!








英語教育も「翻訳トラの穴っ!」
http://tora-noana.main.jp
「穴」を見つけたら勝ったも同然!

「翻訳トラの穴っ!携帯版サイト」
http://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/tora-noana/
限界への挑戦、Over The Top!

0 件のコメント: