2008年7月10日木曜日

The Meeting

指輪を求めて雑踏をすり抜けた七夕最終日。

思いがけない出会いがそこにありました。


目の前の人の塊の中からポンッと抜け出てきたその人は、

伊勢原で割烹旅館を営む叔父でした。


お互いの黒眼と黒眼があまりに真っ直ぐ出会ったので、

僕は驚きながら声に出して挨拶したのです。


目礼で返す叔父と、すれ違い・・・僕は振り返ることが
出来ませんでした。


なぜなら3年前に亡くなっている叔父だからです。



後ろを振り返らなかったのは。


後姿があればあったで、よく似た人との寂しさがあり、
なければないで、消えてしまった喪失感で、


僕は再度、人ごみの中、自ら埋もれていったのです。



翌日、結納の場所は叔父の店。

料理のわがままを聞いてもらうのと、叔父の側で
そうしたことをやりたいとの思いで僕の我が侭を通しました。


義父さん(まだ早い!)への感謝の思いを形にしたメニューを
頂いてひとしきり、

叔母に挨拶をした折に、その出来事を話すと、ビックリ!


叔父が最後の最後に、周囲にもほとんど内緒で出掛ける程、
平塚の七夕祭りが好きだったこと。

そして、特にご贔屓の鰻屋さんは、

「僕ら」が出会ったすぐそこでした。


叔父の息子さん、つまり僕の従姉弟のM君が
腕を奮って天婦羅を揚げてくれたそうです。


叔母が、ちょっと全体的に多いから・・・と止めても
僕なんかへの感謝を口にして、

文字通り「食べきれないほど」をテーマに
もてなしてくれたのだそうです。


学習塾時代から旧知の仲居の皆さんや叔母、M君、
そして、心配でわざわざ見にきてくれた?叔父・・・


仲人を引き受けてくれた伯父や先方のご両親、兄妹・・・
7月8日は、人々の優しさがいやという程、身に染みた
一日になりました。







英語教育も「翻訳トラの穴っ!」
http://tora-noana.main.jp
☆今こそ学びの時間。
インドア、ネットで英語学習はいかがですか?
レベルに応じたオリジナル教材で
お待ちしています☆★☆


「翻訳トラの穴っ!携帯版サイト」
http://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/tora-noana/
テスト期間の高校生、がんばれ♪
受験生、夏にファイト!!

0 件のコメント: