指輪を求めて雑踏をすり抜けた七夕最終日。
思いがけない出会いがそこにありました。
目の前の人の塊の中からポンッと抜け出てきたその人は、
伊勢原で割烹旅館を営む叔父でした。
お互いの黒眼と黒眼があまりに真っ直ぐ出会ったので、
僕は驚きながら声に出して挨拶したのです。
目礼で返す叔父と、すれ違い・・・僕は振り返ることが
出来ませんでした。
なぜなら3年前に亡くなっている叔父だからです。
後ろを振り返らなかったのは。
後姿があればあったで、よく似た人との寂しさがあり、
なければないで、消えてしまった喪失感で、
僕は再度、人ごみの中、自ら埋もれていったのです。
翌日、結納の場所は叔父の店。
料理のわがままを聞いてもらうのと、叔父の側で
そうしたことをやりたいとの思いで僕の我が侭を通しました。
義父さん(まだ早い!)への感謝の思いを形にしたメニューを
頂いてひとしきり、
叔母に挨拶をした折に、その出来事を話すと、ビックリ!
叔父が最後の最後に、周囲にもほとんど内緒で出掛ける程、
平塚の七夕祭りが好きだったこと。
そして、特にご贔屓の鰻屋さんは、
「僕ら」が出会ったすぐそこでした。
叔父の息子さん、つまり僕の従姉弟のM君が
腕を奮って天婦羅を揚げてくれたそうです。
叔母が、ちょっと全体的に多いから・・・と止めても
僕なんかへの感謝を口にして、
文字通り「食べきれないほど」をテーマに
もてなしてくれたのだそうです。
学習塾時代から旧知の仲居の皆さんや叔母、M君、
そして、心配でわざわざ見にきてくれた?叔父・・・
仲人を引き受けてくれた伯父や先方のご両親、兄妹・・・
7月8日は、人々の優しさがいやという程、身に染みた
一日になりました。
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