2007年11月29日木曜日

Guide Us Home!

香川県の失踪事件やミャンマーでのデモの
ブログや報道を例に、一言の根拠、重さについて、
自戒を込めて書いてきました。

話しはちょっとずれるようですが、以前から
TVなどのインタビューで「個人的には」
と前置きする人の多さが気になっていました。

あなたに公人としての立場があるのならいざ知らず、
無名の私人、市井の声を拾っているのですから、

そんな前置きは一切不要な筈。
日常会話でも包装禁止用語を言ってしまって
バツが悪そうにする人とか、

「使っちゃいけない言葉なんだけど」と前置きする人、
みなさんの周囲にいませんか?

こうした中には言葉に対する意識をお持ちの方も
いらっしゃることだとは思います。

しかし、本当の所はTVサイズの意識過剰が蔓延している。
そんな気がしてなりません。

弟子でもない身でタレントを「師匠」と呼ぶ。
ボケ、突っ込み、天丼、ノリ突っ込み等、
業界用語を頻発し、芸人ぶる。

そんな子供も増えてきているように思います。
見る側、見られる側の一線は今は遠く。

世の中が押しなべて劇場型化の傾向にあれば
犯罪も変質していくことでしょう。


言葉の軽さと言えば、先日のミシュラン本。
正式には東京ガイドと続くのですね。

自分のFavoriteの店が外されていたと憤懣やる方ない
友人がいたのですが、みなさんはいかがですか?

聞いたところによると、東京ガイドといっても
23区全てを網羅したわけではなく、

日本人名で予約されても来店するのはフランス人って!

そりゃ、バレバレでしょう!!

しかも、事前に掲載する店には内々に情報は伝わっていると
いうことですから、どうでしょう?

フランス人に和食が判って堪るかとは件の友人ですが、
人種、国籍はどうでも宜しいかと思います。

ただ、東京の真ん中辺りで評判宜しい繁盛店や高級店を
嗅ぎまわっての「ガイドブック」です。

むしろこれから翻訳されての出版が肝要だと思いませんか?

生粋のパリジャンでフレンチ通がガイドブックを広げて
街を闊歩する絵が想像できますか?

☆の重さ、軽さは僕には判りませんが、
先述の友人にはこう言っておきました。

「君の舌のレベルというかDeepさには
彼らの理解が及ばなかったんだよ。

それだけ裏通りの事情やソウルフードの類まで
君が熟知しているということで・・・」と。


それにしても「そもそも」が自動車旅行で少しでも遠方へ
遠乗りさせる狙いだったとはね!

1900年の刊行からどれだけのタイヤが磨耗させられて
きたのでしょうか???




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