2007年11月21日水曜日

New Moon on Pacific

大学生・社会人ドラフトが終了して
大学生投手ビッグ3の去就も決定。

東京ヤクルトが単独指名で獲得した投手以外、
6球団、5球団が競合した目玉選手は抽選の結果、
ソフトバンクと東北楽天へ。

はずれ1位にしても北海道日本ハムが、日本プロ球界を
経ずしてメジャー経験を積んだ選手を指名したり。

話題性も実績からの期待も押しなべて
パシフィック・リーグに集中している感があります。

そしてそうしたムードをより明確にする事実を
今朝、見つけました。

大連立構想を裏で糸引いたナベツネに関しては
全く報道しない日本テレビ系列。

(読売紙上では主筆ナベツネが大連立の旗を
振り回しているというのにね・・・。)

その日本テレビ系、朝の情報番組を何気なく見ていたら
プロ野球のMVPと新人王についての報道が。

まず、大きく取り上げられていたのはパのMVP,
北海道日本ハムのダルビッシュ投手。

彼の談話や映像もたっぷりと紹介されました。
続いての新人王はやはりパ・リーグ、東北楽天の
マー君こと田中投手。

ここにも時間を割いてきちんと紹介した後、
ついでという感じで取り出したフリップで
セのMVP、小笠原選手と新人王、上園投手を
サラッと「流し」ました。

読売に偏愛を見せるテリー伊藤氏はコメントで
小笠原選手を持ち上げていましたが、彼もまた
去年までは北海道日本ハムの中心選手。

今季の読売のナイター中継はテーマ曲のサビで
「侍」を連呼するへヴィ・ロック仕様。

「サムライ」は小笠原選手の北海道日本ハム
ファイターズ時代からのイメージワードなのですから、
正に軒を貸して母屋を取られたのが読売の生え抜き。

クリーンナップから弾き出された高橋由が
意地を見せてはいたものの…忸怩たる思いに
駆られる旧来のファンもいた筈、というかいて欲しい。

また、セントラルの新人王、阪神の上園投手にしても
該当者なしの投票も多数なされた上での選定。

東北楽天のマー君の松坂以来の高卒2桁勝利や
清原、松坂以来の高卒新人王と比較するまでもなく
印象は残念ながら希薄です。

こうして来季も話題はすでにパ・リーグへ。

江川、元木、福留、内海らが入団拒否でゴネまくった
一昔前と較べて昨今の新人選手らの爽やかなこと。

こうした風潮を確固たるものにしたのも
昨年、弱体の寄せ集め、東北楽天に指名を受けても
快諾の上、活躍したマー君効果だと思うのです。

MVP,ダルビッシュに新人王、田中マー君。
昨年までパの顔、小笠原のMVP獲得。

すると実質的にセの人材は新人王の上園投手のみ。

これが現在のセ・パのコントラストを象徴していると
思うのです。






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