2007年8月31日金曜日

Don't Give Up!

「だから諦めないで
地球と同じだけの重さが
心を押しつぶすというなら
僕はそれを打ち砕く
君のために

だから逃げないで
本当は心をぶちまけたいんだね
もしも沈黙の檻が君を閉じ込めるなら
僕はそれを打ち砕く
君たちのために

理解ってもらいたがっている
みんなの声は、そうさ、僕の心に届いてる

誰もが愛されたがってる
だから自分を捨てないでくれ・・・・」

これは学生対象の某翻訳コンテストの
課題曲のひとつである、ジョシュ・グローバンの
「ドント・ギブ・アップ」の前半を
僕なりに訳したものです。

シンガーの経歴と曲調、それにプロモーション・
ビデオの映像を加味すれば、大体こんな感じ。

虐待やいじめに悩む世界中の子供たちへ発信された
希望のメッセージといったところです。

でも、これは翻訳コンテストなのですから、
ビデオなどに囚われる必要もないと思います。

曲の感じ方、詞の解釈はそれぞれのもの。
自由にそれぞれの個性を発揮したらよいと思うのです。

そこで同じ曲を全く異なるアプローチで翻訳してみましょう。

「ギブ・アップにはまだ早い
心の重さを較べて
それは地球のグラヴィティー
君のためにクラッシュ
心のグラヴィティー

諦めるにはまだ早い
ハートラインを繋げよう
ハードラインの沈黙攻撃
君のために乗り越えよう
心のデッドライン

誰かにわかって欲しくって
窓辺の下に立ちつくす
みんなの声は聴こえてる

ずっと一緒に居たくって
みんなが愛を捜している
眠りにつくにはまだ早い・・・・」

窓辺の下に立ち尽くすのは
Understandを求めているから。
こんな言葉遊びなんかも取り入れたら
楽しいと思うのです。

ラップなんかが好きなら押韻したり、
駄洒落でもなんでも、形を気にせず
豊かな発想力で個性を生かして
自分を表現して欲しいと思います。

直訳の呪縛から解かれること。
それは相手の言葉の真意を探る
トレーニングにもなると思うのですが...。





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