2007年8月27日月曜日

Toy Boys?

夏の甲子園の時期は朝日新聞、春の選抜で
毎日新聞、それ以外は巨人ファンなので読売。

また、巨人ファンだけど、子供が受験の年は朝日。
そんな家庭も少なくないそうです。

実際、朝日新聞の記事からの出題は受験には多く、
(他の新聞からの出題が皆無というわけではありませんが)
そういう意味ではお世話になっているのです。

でも、やはり先日、出先で読んだ朝日の甲子園大会総括、
それには大きな違和感を抱くのを禁じえませんでした。

大会中、2チームの内野手がバックトスを駆使した
連携プレーを見せたことに一くさり入れて締めくくり。

メジャーリーグの影響だが、基本を忘れるな、と。

別にバックトスがメジャーだけの影響だとは思いません。

基本に忠実じゃ間に合わないからこそのプレーなのです。

その、とっさの判断を知恵というのだと思いませんか?
その技術は賞賛に値しませんか?
その以心伝心は素晴らしいではないですか?

投手がシンカーやフォークを投げるのも珍しくなくなり、
金属バットやピッチングマシーン、ビデオ等のおかげで
打撃の向上も止まりません。

朝日にとっては新聞の販路拡大のキャンペーン。
こちらの会社の「清廉潔白無罪君」の思い込みのような
自社イメージを満足させるために高校生は「演じる」のですか?

ならば、いっそ、投手には変化球を禁じ、打者は木製バット、
基本から逸脱した華美なプレーにはペナルティを用意しますかね。

いや、強豪チームや野球留学、特待生を配した有力私立を排除して、
基本に忠実にしか出来ない、いや、それすらもおぼつかない。

でも一生懸命で野球が大好きな普通の子供たちが通う高校だけを
集めた、残念ながら低レベルな大会を新たに主催すればいいんです。

上手い奴ら、強い奴らは別の大会で自分達の技を自由に
アピールすればいいんですよ。

そこまで伝統や権威に拘泥して何の高校生でしょう。


白や紺の地味なユニフォームが高校生らしい色使い?
実際に高校生たちに自由にデザインさせてこそ、
真の「高校生らしさ」を目にすることでしょう。

おっさん達の幻想を満たすために高校生たちは技術の
向上を禁じられ、アウトカウントをひとつ損する。

そんなことを総括の最期にもってくる神経が分かりません。

優勝したくて必死のプレー、高度な技術の発展、
進取の気風、創意工夫を素直に讃えられないのでしょうか?

高校生諸君、こんな頭の固い、美点凝視も出来ないような
大人にはなるなよ。

非教育的、反面教師にせよという意味での総括なら
駄文も許容の範囲ではあるのですが...。










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