2008年8月29日金曜日

SADACDS 3

昨日はさだ氏の洋楽の引用について2つまで書きました。

1つめは全くの無問題。

2つめは「パクり」の部分。
目くじら立てる人もいるだろうし、本来は
そうであるべきなのかも知れませんが、
僕としては、まぁいいか・・・と。

潔癖な方との印象を持っていただけに意外ではありますが。

技芸の遊びの範疇に入れて良いものもあるように思います。



「あれ、これChicagoのSaturday Parkみたいな・・・」と
思って聴いているとサビが「サンデーパークー♪」とかね。


シラをきり通すのではなくて、マギーさんの手品みたいな
ネタバレの愛嬌もあることだし。

まあ、ウソのつけない人なのでしょう!


で、今日の3つめなのですが、これはどういうパターンかというと、
主に「ソロ」!

熱心なさだファンには「ソロ」といえば「単独活動」の意味に
なるのかも知れませんが、

プレイヤーからすればギターやドラムのソロであり、間奏であり。


例えば「風に立つライオン」という曲です。

僕は最初、野口英世の歌かと思ったのですが、
アフリカで医療活動に励む日本人医師を主題にした佳曲です。


で、この曲のソロがそのまま「アメイジング・グレイス」なのです。
これは盗作などではなく、全くの引用。

曲に何かのイメージを付けたしたいのか、それとも曲想の元ネタを
公表する意図があるのか、それとも単なる流行だから?

・・・それはないと思うのですが、僕が借りたものが主に編集盤の
作品集であったからか、こうした「引用」がかなり多くて、


オリジナルアルバムには1曲ぐらいしか、そうしたものは
収録されていないのかも知れません・・・という好意的予測で割り引いても、

どちらかと言えば、より深い楽曲理解へのヒントとか、
サービス精神のなせる業のようだと解釈しようとしても、


この「おせっかい」が僕には鼻について仕方がないのです。

これまでさだまさし作品について書いてきて、ここが初めての
僕の否定的私見です。


本来、歌を歌う人だから、間奏には無頓着なのかも知れません。
そうでなきゃ、

ライブとはいえ唐突にライトハンドのタッピングを入れたりも
しないでしょ?


いや、そのミスマッチは本来、笑うところなのかも知れません。
あいつ、あんな事やってるよ、バカだなぁ!と言われることを期待して、
自ら謙譲の道化を演じているのやも?


この「道化」の部分はさだ氏の骨格でとても重要だと思うので、
後述します。


ともあれ、そこまで素敵なオリジナルを作曲・演奏しているのだから
間奏でもきっちり独自の音世界を創造すれば良いのに・・・


勿体無いなぁ、と思ってしまう僕なのでした。


ですから、盗作でもなんでもない、彼の善意の?引用が
今回、10枚からのアルバムを聴かせて頂いて、

僕の唯一のマイナス点となったのでした。



ファンの方、ごめんなさい。








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