一旦は親父の力技で解放された僕なのですが、
外へ出てびっくり!
ドアのどこから出たかと思うぐらい多量金属粉が!
このままではきっと有害だし、猫が舐めたりしないとも
限りません。
僕は取り敢えず、外側からもノブを取り外し、
ドアを内外共、取っての無い状態にしました。
さぁ、今夏のヤケクソ汗だく大掃除ブーム以来、
大活躍の掃除機君の出番です。
大量の金属粉を勢いよく吸い込む掃除機。
やはりサイクロン式より紙パックがこういう時は
便利ですよ。
てな事考えつつ、室内の整理。
そして使い切ったごまドレッシングのビンを
洗いに行こうとした矢先、「バンッ!」
窓から入る心地よい風にノブなしのドアが
勢い良く閉まる音がしました。
そして・・・、
僕は再度、幽閉されたのです。
ドアノブは外したものの扉内部の
鍵になる「ツメ」の部分はまだでした。
あぁ、何たる大失態!
唖然というか苦笑というか、
とにかく未だに恥ずかしいのは、何もシナトラの
こてこてのラブソングをBGMにして
これを書いているからではありません。
それにしてもフランク・シナトラによるアリス・クーパーの
カヴァーはどこに収録されているのでしょう?
閑話休題。
半ば自暴自棄というかヘルプレスな状態で
僕が次に取った行動は、「オ~イ」と情けない声を
あげることでした。
この僅かな間にお袋と喧嘩したらしい親父は
さっきより遥かに機嫌が良くありません。
おだて、なだめ、すかしつつ再度の救援を請う僕。
親父はさっきと同様に力技で外側からノブの穴に
ドライバーを差込みます。
すると四角いノブの回転軸の運動を
ツメの出入りに連動させるパーツが
ポロポロと壊れ始めました。
古銭の様に中央に開いた正方形の穴。
そこから円形のパーツに「井」の形に亀裂が入り、
親父の頑張りを受けて素直に四分したのです。
これでドアノブの軸穴はただの空間。
ツメをどうにかしてくれるものはどこにもありません。
さぁ、どうなる僕!?
(to be continued…)
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