2007年3月9日金曜日

Don’t Go to the Forest!

ついにJASRACも「おふくろさん」問題に
通達を発し、作者を無視した歌詞の付加が
著作権の侵害であると認定しました。

耳毛の偏屈爺さんが森進一を苛めているとの
空気が支配していた当初に較べ、著作権擁護の
風も漸く吹いてきたかという感じがします。

歌い手である森氏は、バースがどうの語りが
どうのと解かった様な口をきいていましたが、
それだけでは飽きたらず、長年歌ってきた
この曲は森進一の物だとの放言もかましました。

うちの生徒達にとっては「おふくろさん」は
森進一のものではなく、物真似芸人達のもので
あるという現状を彼は解かってないのでしょうね。

途中から登場した本物に芸人が狼狽する演出も
今は昔の演歌冬の時代。
あの長州力だって真似してくれてありがとう!
おかげで再浮上のきっかけが出来ましたと
感謝しているぐらいです。

プレリュードを付けて紅白でも歌ったとなれば、
他の出場者にも無断で勝手に2曲メドレーを
した事になるというのに、彼も所属事務所も
傲岸不遜と無知、無恥の謗りは免れません。

問題の本質はどちらが悪いとか、どうすれば
作詞者の怒りが解けるとかではありません。

あれだけ明白な盗作画家に名誉を授けた
認定者達が批判を浴びたのと同様に、
20年以上の長きに渡り、自らが歌う歌詞の
本質も何ら理解しない者に賞や栄誉を与えた
業界人は猛省を強いられるべきでしょう。

そして、最も恥ずべきは創作の源泉の意図を
ひとつも理解しないまま、蒙昧、未熟な
作品を垂れ流し、それを大金に還元して
来た歌い手とその周辺です。

熱心な森進一ファンこそが氏の不勉強に対し、
金返せのシュプレ費コールを
あげるべきだと思うのですが。
彼のショーに詰め掛けるおばちゃん達は
きっと彼の言い訳に同情して泣いちゃったり
するんだろうなぁ...。

「ロックはリズム、演歌は詞」とは
阿呆な音楽評論家の定番の口癖です。
それは英語を理解しない人間の妄言だと、
かねてから思ってきましたが、大物を
自認する歌い手すら自らの歌詞を曲解、
矮小化して平然としていた現実を
彼らもどう受け止めるのでしょうか?

自己批判、自己否定、自浄作用の望めない
業界に健全な未来はありや無きや!?
無から有を生み出し、換金してきた業界には
全体の問題として再考の余地がありそうです。


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☆春、spring{名詞}青春;ぜんまい,ばね仕掛け;
泉;源泉;跳躍;弾力(性);原動力;起源.
山の雪解け水が泉として湧き立つ頃、
新たなる生命力の息吹に沸き立つ心が
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