Lion As Liar！

ライオンズから金銭授与をされていた
早大生が実名で会見を開いた。

同時に露になったのは彼を取り巻く
大人達の嘘・嘘・嘘。

中学生のうちから野球を指導し、
高三の時には本拠地の球場に呼び寄せて
実技を検討したというから
協約違反も倫理宣言もへったくれもない。

常勝、Aクラスの陰に前オーナーの
生き様を反映するような球団体質が
あったのだとすれば、これは酷な様だが
解体して出直すしかないのではないか？

球界の盟主を長きに渡って自認してきた
読売と西武は、弱体球団を斬捨てての
1リーグ化の旗振り役でもあった。

金権、金満の奢りは、金で買った勝利の上に
成り立っていたのだろう。
まともなファンの求めるロマンは
決して金では買えないのに。

今日、折りしも粉飾決済のホリエ被告に
実刑判決が下された。
彼のような黒船の参入を頑なに排除した
権威主義の象徴が両球団であり、
フジサンケイ・グループであったのは皮肉だ。

ホリエウィルスの侵入によって、痛くもない
腹（本当は痛い原！）を探られたり、
悪事を堤隠して置けなくなるのを恐れ、
捏造あるあるを探検されたくない一心での
必死の防御活動に見えてくるのは穿ちすぎか？

少なくとも半年以上前にこの事態を察知して
いた西武球団幹部がこの時期まで公表を
引き伸ばしたのは何故だろう。

西武としては、早稲田への出入り禁止処置は
絶対に回避したい筈。
ハンカチ王子で活況を呈し、受験の志望倍率も
高騰した今期の早大入試が終了するまでは…
という早稲田への慮りがあったのではないか？

不二家が汚辱まみれの食品生産体質の発表を
クリスマス商戦後の年明けにしたのと同じで、
どこまでも隠蔽体質が続くのだろう。
学生の真情吐露によって、その後の口止めも
続々と明らかになっていく。

僕が野球の才能に満ちた中学生であれば
プロ球団のスカウトの指導は断れない。
進路に悩む高3で、コーチやプロ関係者に
特待生待遇の六大学進学を持ちかけられたら
断れる自信がない。
例えそれが蛇蝎の様に嫌いな球団であってもだ。

金の玉子に群がる欲にまみれた大人どもの
犠牲にチームを追われた１大学生が、
学生の身分を捨てる日も近いだろう。
しかし、彼の才能や生甲斐までが、
抹殺されることのない様に願う。

出よ、ホワイトナイト！
返す刀で誅殺、まではせずとも良い。
断罪なら早晩、真の野球ファンが下すだろう。





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絶望は愚か者の結論だよね!!

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テストが終わった君たちは今からが勝負！！